Fuko パリっ子の素敵な知恵

フランスと日本のハーフであるFuko(フーコー)がナチュラルで素敵な自分を見つけるべく、美容、健康、生活等の情報を発信していきます!

「フランス人は服を10着しか持っていない⁉」の真相

「ねぇFuko、服10着しか持っていないの?」

ある日カフェで何の脈絡もなくいきなり聞いてきた友達の質問に耳を疑った。

「それ、どういうこと⁉私が何着服を持っているかってあなたにとって必要な情報⁉」と思わず即座に聞き返した。

「実は~」

と話し出した友達の話を聞いて納得。

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最近『フランス人は10着しか服を持たない』という本が日本で大人気ということ。

その時は正直「あ~、またか~」って思った。

だって、「フランス人は風呂に入らない」っていう情報が流れた時には本当にたくさんの人から「ねぇ、お風呂に入らないって本当?」と何の遠慮もなく聞かれて引いてしまったから。(お風呂の件につては正直”人による”、と思う)

 

では『フランス人は10着しか持っていないのか』だけど、

正直、「え!?逆に普通は10着が少なく思うくらいたくさん持っているの?」っという驚きだった。

これも正直、人によると思うけど、私は夏シーズン、冬シーズン各15着づつくらいしか持っていない。

本当に気に入ったものしか持っていないし、みんなもそうだっと思っていたから正直驚いた。

でも、これも個人差はあると思う。

私や祖母、叔母など家族の大多数は『量より質』派だけど、中には自分のクローゼットに収まりきらないくらい持っていて、廊下まで服が溢れていた人も知っているから。

 

ただ、一つ言えるのは、フランス人の特徴は『絶対に自分に似合うもの』をじっくり時間をかけて選ぶことだと思う。

「何となくいいな~」なんていう軽い気持ちで買っている人は日本より少ない気がする。

 

また後日、改めて記事を書きたいと思っているから省略してまうけれど、フランスは色々な人種がいて、髪の毛の色も、目の色も、肌の色も無数に組み合わせが存在している。

偶然生まれついたその身体的特徴を最大限美しく見せるための自己研究に幼い時からじっくり時間をかけるから、ショッピングの時も要求が高いと思う。

 

私も小さいころから好んで黒を着ているけど、

良く祖母から辛口アドバイスをもらっていた。

「Fuko、あなたは髪が黒いでしょう?だから服まで真っ黒にすると烏か魔女みたいで陰気よ。黒を着たいのなら、スカーフやアクセサリーで色のアクセントを入れることね..etc」

服の色の照り返し、自分の体形、肌質等色々な特徴を研究して、

自分の中で「ここは一番気に入ってる!」というところを最大限生かせるお洒落が出来るようになるととっても素敵!

 

そうやって厳し~く基準を作ってお洋服を選んでいたら、きっとそんなにぴったり気に入るものってどこにでもあるものじゃないから、自然と服の枚数は減ると思う。

自己研究を徹底して、服に厳しいからこそ『フランス人は服を10着しか持たない』がある程度事実なのかな、と私は周りの女の人を見ていて思うな。

 

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